やってはいけない、家の購入のタイミング 3カ条
【やってはいけない、家の購入のタイミング 3カ条】
お客様を不動産についてプロの目線まで引き上げて
買う前に600万円以上の損や失敗からお守りする
住まいの購入準備コンサルタントの嶌田(しまだ)です。
住まいの購入のタイミングって、一般の方には判別が難しいですよね・・・。
不動産屋に足を運んでも、本当のことを教えてくれるか、不安ですよね・・・。
だから、ついつい接客の無いインターネットで情報を集めませんか??
まずは、大前提から
ネットや本で集めた情報
その記事を書いている人、会社って誰ですか?
不動産会社ではなくて、SUU●O等の広告代理店だから安心ですか?
うーん・・・広告「代理」店なんですよね。
書き手の彼らや企業は、読んでくれた方が、どう行動したらお金に還元できますか?
不動産会社や業界に務めている人なら今、買いたい人に来店してもらって契約したら。
広告代理店は、不動産会社にお金が落ちて再度、掲載契約の継続がされたら。
彼らからしたら、住まいの購入のタイミングが早まったほうが
都合が良いに決まっています。
冷静に、情報と戦略を見抜きながら記事に目を通すには
この心構えを忘れないでください。
1.トレンドや情勢に流される
家を購入するということは、様々な制度を適用させて税金の還付を受けたり
賃貸とは違い人生における消費となるコストを削減することが可能です。
住宅ローン控除、住まい給付金、同じグレードでの購入ならば毎月の支払い額の減額
万が一の際の金銭的保障・・・
ただし、最も気を付けたいのは世界情勢や国内の動きによる
お買い得時期の誤発信
少し前に遡ることも含めれば、リーマンショック、サブプライムローン
住宅ローン控除額の過去最高額での可決、東京オリンピック決定、マイナス金利
これらに合わせてお買い得を求めると失敗します。
住まい探しの本質を見誤るからです。
金銭的損失が将来において起こります。
最悪の場合、家族間の人間関係にも影響します。
負うべき情報はトレンドではなく、基礎となる住宅ローンの考え方です。
それがあって、初めてトレンドは有効にはたらき
失敗も損もなく適用できると、強くお伝えいたします。
2.物件と住宅ローンには詳しい
家を買うという行動において、この二つは欠かせないですし
間違いなく不安と失敗の原因の二大要素でしょう。
家においては
●外壁のクラックを見ましょう
●メンテナンス時期を確認しましょう
●パチンコ玉は転がらないか試してみましょう
●マンションなら積立金の残高を確認しましょう
住宅ローンにおいては
●変動金利って?
●固定金利って?
●フラット35って?
●連帯債務?連帯保証?
●繰上返済の手数料は?
●金利は、どこが安い?
私も普段から口酸っぱく「仕組みから理解していきましょう」と言っています。
けれど、住むって、生活するって、暮らし続けるって
住宅ローンだけが重要な項目なんでしょうか??
つまりは、大事な他のカテゴリーについても
しっかりと理解できるほどに学ぶことです。
それらをリンクさせて考えなければ、個々ではレベルが高いものなのに
絡み合うと、実は返って足を引っ張り合っているのというのが現状です。
そして、いくつもの大事なカテゴリーを結び付けているものが
住まい(不動産)なので、タチが悪いとも言えます。
3.貯蓄300万円以下である
あえて、貯蓄という言い方をさせて頂いています。
まず、言葉の違いから。
【諸費用】
購入する際に必要な手続き等に掛かる費用をまとめて指し示す総称
登記費用や仲介手数料、借り入れをするための保証料など。
結局のところ、物件価格以外に掛かるお金ですね。
【頭金】
こちらは物件価格の一部です。
諸費用を自己資金で払いつつも、資金的余力がある場合に
利息の減額、月々の返済額の軽減、完済時期の前倒しのために行なう資金のことです。
【貯蓄】
当然に、家の購入に使おうと使うまいと家計として貯めているお金です。
諸費用を借りて家を購入できる時代になったから
家の購入は気軽に、身近になったとも言えます。
しかし、これの意味するところが何かを考えたほうがいいです。
お伝えしたいことは3点です。
●多額の差が出る金銭的損失がありますが、いいですか?
●計画性が未成熟ですけど、このまま人生の大きな買い物をして、大丈夫ですか?
●身内の万が一や、手術代の一時払いなど、想定外の出来事への対処 は?
本当に考えなければならないことをがたくさんあるだけに
勢いで家の購入しないための心のブレーキになれば幸いです。
情報は、知っているか知らないかで大きな差が生まれます。
まずは、知ることから始めてみてください。