賢く不動産会社と付き合うヒントブログ

『誰にも惑わされない・騙されない・損も失敗もしない』をテーマに、リアルタイムで自身の接客で伝えているコンサルタントが語るホントのことを綴っています。

不要な手数料って、なに?

【不要な手数料って、なに?】

f:id:monryon:20160505110053j:plain

 

お客様を不動産についてプロの目線まで引き上げて
買う前に600万円以上の損や失敗からお守りする
住まいの購入準備コンサルタントの嶌田(しまだ)です。

 

お客様からのご相談で
不動産会社で見積もって頂いた
という諸費用一覧表を見て、驚かさることがあります。

お客様が知らないとはいえ
仲介手数料以外に名目を付けて、あれやこれやと手数料を頂戴する
そんな商売方法があります。

前職での教育環境の影響でしょうが
私は、それらの名目の全てを含んで仲介手数料
という仲介による契約成立を目指すものという認識です。

その一つ、『融資取次ぎ手数料』
これは、お客様が金融機関に行かずとも
不動産会社が住宅ローン審査申込書を代わりに金融機関に提出してくれるというもの。
相場として5万円程度。

一見すると、確かに便利ですね。
これを不動産会社の業務的視点で解説していきましょう。

購入申込みを獲得したら、事務所に事前に用意してある金融機関の審査申込書に
お客様の自書で記入して頂きます。

次に、不動産会社は金融機関の担当者に電話。
申込用紙を受け取りに事務所に来るように指示。

不動産会社は、金融機関の担当者が来たら書類を渡すよう、会社の事務員に伝言。
以上です。

これで5万円です。
これだけなら、手数料を取らない不動産会社は山ほどあります。
と言うよりも、請求を立てないのが一般的と認識してよいです。

金利が最低値で紹介できると言われた?
金融機関に対し、提携先を持たない弊社でさえも同じ利率でのお繋ぎは出来ていますよ。

提携先金融機関だから良いわけではない

次に、他の観点からも考察していきましょう。

まず、金融機関といっても色々と調べたうえでの取次ぎではありません。
【提携先】、もしくは都市銀行です。
あなたに適した金融機関か否かではない、これが重要なところです。

物事は、軸がどこにあるか?
大事ですよね。

次に、どうして費用を掛けてまで頼らなければならないのか?
を考えてみましょう。

 

『申し込みから契約までの設定期間』が原因です。

申し込みをしてから金融機関にお客様が訪れるまでのタイムロスと
他の方に物件を取られてしまうリスクの兼ね合いです。

不動産会社からすれば、ここにビジネスチャンスがあると考えたわけです。

物件決定までに準備をしておかなければ頼らざるを得なくなります。
これは、購入準備の手順を踏んでおけば防げる話しです。

無駄な諸費用を請求されないように、初めて来店した際
接客の終わりに諸費用の概算見積書の作成をお願いしましょう。

各項目の説明を聞いて
もしも、仲介手数料以外に不動産会社へ支払う項目を請求される会社ならば
他の不動産会社に切り替えてしまいましょう。

次は、融資についての知識の提供面です。
不動産会社によっては、住宅ローンについての説明と提案までするサービスである
と話されるかと思います。

これについては話しが長くなりますので、次回に。

購入準備は、心構えです。
事前に知り、ご自身で対策を練れるように整えるのも準備の一つですよ。

 

住まいの購入の安全な道のりまでもナビゲート

住まいの購入サポート - ㈱ライフコーディネーター

住まいの健全な契約、納得のうえでの契約をサポート

トラブル解決 - ㈱ライフコーディネーター