最適な住宅ローンて、なに?
【最適な住宅ローンて、なに?】
不動産についてプロの目線まで引き上げて
買う前に600万円以上の損や失敗からお守りする
不動産コンサルタントの嶌田(しまだ)です。
前回の記事の続きとしても読めるように書かせて頂きます。
今回は、不動産会社から得られる住宅ローンについての知識の提供面です。
不動産会社によっては
「住宅ローンについての説明と提案までするサービスであるから
【融資取次ぎ手数料】を頂戴している」
と話され、諸費用に盛り込まれることがあります。
5万円程度です。
では、そのサービスはどこまでのレベルなのか?
それは、わかりません。
担当者次第でしょう。
一言申し上げるならば、その分野を専門的に扱っている仕事があります。
それがファイナンシャルプランナー(FP)です。
彼らに頼むことが賢明です。
FPを耳にしたことがある方は
彼らに頼むのは資産(株、外貨積立、土地など)を他に持っている人が対象だ
と思っているかもしれません。
その思い込みは、間違いです。
そういったものが無い方にも、ライフプラン(収入と支出のバランスの考案)を
ビジュアル化(グラフなどの表)してくれるサービスがあります。
その相場が5~6万円です。
当然に、住宅ローンの説明もして頂けるうえに『あなただけ』の最適な収支バランスと
ローンプランの指針を考案して頂けます。
どっちが専門家?
同じ相場で支払うとして専門家の話しを聞くのと
不動産会社の≪住宅ローンアドバイザー≫から聞くこと。
普段、物件探しや案内に業務時間の7割は割かれている方が
あなたのご家族の収支バランスを見てもいないのに語ったり
パソコンに収支を打ち込むだけで見る〔最適な住宅ローンプラン〕を聞くのと
どちらが有益なお金の使い方でしょう?
住宅ローンアドバイザーを私は有しているので言わせて頂きますと
この資格、基礎知識を知っているに過ぎない講習内容ですからね。
幾人もの高いレベルのFP会社の代表と話していると感じます。
『FPの出す回答はレベルが違う』と。
生命保険の方が無料で作るライフプランもあります。
けれど、質が違うのです。
視点、視界、世界観が違いますね。
最適な住宅ローンを不動産仲介会社に尋ねるのはお門違い
これが今回の最も伝えたい事実です。
繰り上げ返済さえ、最適な時期を見つけるのに
ライフプランが必要不可欠なんです。
大変多い質問があります。
初回接客の際に聞かれること
『最適な住宅ローンは、なんですか?』
それは、わかりません。
これが答えです。
なぜなら、万人に通じる万全な住宅ローンプランは存在しません。
あなたの収支バランスの何も見ていないのに答えることはできません。
それほどまでに、踏み込んだ情報が重要なのです。
これが住まい探しのためとなるとFPだけの答えでも不十分です。
検討したい物件の築年数・状況・今後の価値の変動・買い替えの有無と時期など
様々な要因が絡んでくるので答えようがないのです。
私はライフプランを作る方たちと協業したり
お客様をご紹介を頂く環境にあるので
ライフプランと希望の住まい、現実的なマーケットをトータルで考えて
ご提案が出来ています。
それゆえ、ドライな言い方になりますが
様々な分野のプロを頼る予定がない場合、不動産仲介会社は
【物件探し屋】と割り切るぐらいが損・失敗・後悔に繋がりません。
準備は、心構えです。
住まいを決めるのに、不動産業界だけの見識だけで決めると視野が狭くなりますよ。